【クロスバイクの値段の違いは何っ?!】
5万円のクロスバイクがあれば10万円クロスバイクもある。 では一体何が違うのか?
①フレーム(ボディ)の素材が違う
クロスバイクの金額の差に、最も影響を及ぼすのが使われている素材。フレーム(ボディ)やフォークの素材が影響します。 そこに、加工コストなどが加味され、値段に差がでてくる。
②装備されているパーツのグレードの違い
初心者は意外と知らないクロスバイクに搭載されるパーツの値段。ブレーキやギアと変速機、さらにペダルを繋ぐクランクやホイールは、それぞれにブランドやグレードがあり、これらが結構高額なのです。 超高額なレース用ロードバイクなどではボディだけの販売もしています。たとえばタイヤもペダルも全部込みで200万円近くするロードバイクをフレーム(ボディ)だけ購入しようとしたら60万円程度だったりもします。 つまり自転車の価格の約70%近くがパーツの値段と言う事になります。また低価格帯の自転車に取り付けられているブレーキレバーと、高価格帯の競技自転車向けプレーキレバーの価格差も4万円近くあり、その性能や安定感、そして使用感がクロスバイクの価格差に出るのです。
【クロスバイクの3つの特徴】
①フラットハンドル(まっすぐなハンドル)
「クロスバイクには、シティ車に装備されているハンドルと近い形状のものが標準装備されているので手に馴染みやすいと言われています。 ブレーキレバーの握りやすさ、変速レバーの操作、ハンドリング、どれをとってもとっつきやすいので初心者にはおすすめ!」
②前傾姿勢になりすぎない
「ロードバイクのように前傾姿勢にならないので、顔が下を向くこともなく視界が常に広いので安全です。 首の疲れも溜まりにくいので景色を見ながらゆっくりサイクリングをするのに適しています。」
③細すぎないタイヤ
「クロスバイクのタイヤはロードバイクのように細くないので段差も気にせずに走行できます。 なによりシティ車に近い太さなのでロードバイクのようにスピードはでないが快適性と安定感がロードバイクに勝ります。」
【フレーム素材の特徴】
・アルミ製の特徴
「最もポピュラーな素材といえるアルミニウム合金。他の素材よりも固く感じ、ペダルの踏み込みをロス無く伝えてくれます。素材自体の軽さも相まって、かなりシャープな走り心地なのが特徴で、ダイレクトな突き上げ感もあるため乗り心地はイマイチな素材です。 しかしスポーティーな走行性なため初心者におすすめ。ママチャリとは次元の違う走りを体感出来る素材と言えるでしょう。
・クロモリ製の特徴
「ちょっと玄人好みな雰囲気があるクロームモリブデン製。重量はありますが、アルミ等と比べて細い見た目がお洒落な雰囲気。 乗り心地は柔らかく、衝撃吸収製にも優れているのが特徴であり、レースよりは、長距離サイクリングに向いている。 クロモリは、要するに『鉄』ですから錆びるという点がデメリット。低価格なため人気が高く、衝撃を加えても折れる事無く曲がります。
・カーボン製の特徴
「高価である点をのぞけば、競技用として最高の素材である炭素繊維。超軽量でありながら、ペダルの力をロス無く伝える高い剛性をもち、そして振動吸収性を併せ持つことで長時間のライドも疲れません。 まさに最高の自転車を作るなら欠かせない素材といえますが、高価なため、フロントフォークだけカーボンという車種もあります。ただし、強い衝撃には耐えられず、折れてしまう事もあるので注意。
・チタン製の特徴
「丈夫で長持ち、そして軽量、そんな特徴をもつチタン製。しかし他の素材よりも突出している丈夫さ以外は平均点程度であり、加工しにくいという点から高価な自転車になってしまうチタン。 ガシガシ乗り回す、というよりは道楽的な支持が集まる素材であり、かなり玄人好みかつ、コダワリの強い人から人気です。
・マグネシウム製の特徴
「近年注目されている先進素材が、この高純度なマグネシム素材です。実用金属のなかでも強度が高く、アルミやチタンを超える期待があり、まだまだ研究開発途上なため、今後に期待!といえる素材ですが、他の素材と比べて、カナリしなやかな乗り心地が特徴です。
ミニベロ(小径車)とは?
ミニベロ(小径車)とは?
ミニベロとは、タイヤ径が小さい自転車のことです。タイヤ径が小さいからといって、子供自転車ではありません。むしろ大人が安全に快適に乗れるように設計されています。
【ミニベロの特徴!】
1、漕ぎ出しがスムーズ(タイヤが大きい自転車と比べて)
2、小回りがきく
3、可愛くておしゃれなデザインのものが多い
4、軽いので女性でも扱いやすい 5、小さな力で坂が登れる
「ミニベロは見た目の通り、小さい自転車。つまり軽くて小回りが効きます。そして、漕ぎ出しが楽ですぐにスピードが出る設計。
しかし、漕ぐのをやめると失速するのも早い。一方ロードバイクは、惰性でも速いスピードをキープできます。つまり、路地を入ったり信号待ちで止まったり、また加速したり、という乗り方が多い街中では、ミニベロが活躍します。」